TOEICと聞くと、多くの人々が英語の能力を測る試験と答えるほど、一般的な資格です。
社会人はもちろん、学生でも受験する方は少なくありません。
しかし、実はTOEICは略称だということを知っている人は少ないのではないでしょうか。
この記事では、TOEICの正式名称や履歴書への正確な書き方について紹介します。
TOEICの正式名称は?
TOEICの正式名称「Test of English for International Communication」の略称です。
これは日本語で、「国際コミュニケーション英語能力テスト」と訳されることが多いです。
このテストは、ビジネス場面などでの英語コミュニケーション能力を測る目的で開発されました。
日常英会話だけでなく、ビジネス英語の理解度も問われるため、ビジネスパーソンにとって有用な資格となっています。
TOEICの正式名称の履歴書への書き方は?
履歴書へのTOEICスコアの書き方は、以下のように「資格・免許」の欄に「TOEIC ○○○点(取得年月)」と記載します。
正式名称を用いる場合は、「Test of English for International Communication:○○○点(取得年月)」と記載することも可能です。
ただし、あまり長いと履歴書が見にくくなるため、略称の「TOEIC」とするのが一般的です。
また、取得したスコアに自信がある場合は、そのスコアと取得年月を明記しましょう。
TOEICの正式名称の歴史
TOEICの正式名称について調べるついでに、その歴史についても調べてみました。
TOEICはアメリカの教育試験サービス(ETS)によって1979年に初めて導入されました。当初の目的は、日本の企業で働く人々の英語スキルを評価するためでした。
TOEICはその後すぐに人気を博し、アジアを中心に多くの国や企業がTOEICスコアを英語能力の基準として使うようになりました。
この時期には、試験のフォーマットが何度か改訂され、さらに包括的な英語スキル評価ツールへと進化しました。これには、リーディングとリスニングのセクションの改善や新しいスピーキングとライティングのセクションの導入が含まれます。
TOEICは現在でも国際的なビジネス英語のコミュニケーションスキルを評価する一般的な基準として認識されており、多くの企業や教育機関で利用されています。
TOEICの正式名称を決めたのはだれ?
TOEICはEducational Testing Service(ETS)というアメリカの非営利組織によって、正式名称が決定されました。
ETSは様々な教育試験の開発と実施を行っており、TOEICもその一つです。
ETSは英語教育の推進と学力評価のための様々なテストを提供しており、TOEICはその中でも国際的なビジネスコミュニケーションのスキルを測る重要なテストとなっています。
TOEICの正式名称まとめ
TOEICの正式名称は「Test of English for International Communication」で、日本語での正式名称は「国際コミュニケーション英語能力テスト」です。
履歴書に書く際は、正式名称を使うことももちろん可能ですが、「TOEIC」と略称を書くのが一般的です。
英語力を図るテストとしては、英検と並ぶメジャーなものですので、保有しておいて損はありません。
すでにTOEICで高得点を取得している場合は、アピールポイントとしてぜひ履歴書に記載してくださいね。