WHOという名称をネットやテレビのニュースで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
国際組織ということは知っているかと思いますが、意外と正式名称が分からない方は多いようです。
そのような方のため、この記事では、WHOの正式名称や英語での読み方、歴史について解説します。
有名な名称ですので、復習もかねて見ていきましょう!
WHOの正式名称は?
WHOの正式名称は、「世界保健機関」です。
これは、世界の公衆衛生を向上させるため、国際的な組織として機能している団体という意味を持っています。
WHOが設立された目的は、世界の人々が最高の健康水準を達成できるよう支援するためです。
現在、WHOは各国政府と連携し、世界中での健康関連の課題や緊急事態に対応しています。
WHOの正式名称を英語で言うと?
WHOの正式名称を英語で言うと、「World Health Organization」です。
これの頭文字をとって、「WHO」と略して呼ばれています。それぞれの単語を日本語訳すると、次の通りです。
- World ⇒ 世界
- Health ⇒ 健康
- Organization ⇒ 組織
その名の通り、WHOは、世界中で健康に関わる課題に対処し、健康の増進と保護を目指す組織です。
この組織は各国政府、非政府組織、そして民間セクターと協力し、さまざまな健康関連のプログラムや研究を進め、全世界の人々の健康向上を目指しています。
WHOの正式名称の歴史
WHOの正式名称の歴史をみていくと、その設立の背景が分かります。
まだWHOが存在しなかった時代、国際的な健康に関する機関は、1907年に発足した「国際公衆衛生事務局」と呼ばれる組織でした。
第一次世界大戦後、当時した国際連盟は、「国際連盟保健機関」を発足しました。
その後、第二次世界大戦後の1946年、国際連合がWHOの設立を決定。そして1948年に正式に創設されました。
これに伴い、「国際公衆衛生事務局」や「国際連盟保健機関」は解散されています。
WHOの正式名称を決めたのはだれ?
WHOの正式名称を決定したのは、その創設メンバー国と関連組織の代表者たちです。
彼らは組織の目的と使命を考え、その活動範囲と目標を示す名前を選びました。
世界保健機関という名前は、国際的な協力と共同体の健康向上を目的とする組織の使命を象徴しています。
WHOの正式名称まとめ
WHOの正式名称は「世界保健機関」で、英語の正式名称は「World Health Organization」です。
その名の通り、世界中の人々の健康増進を目指すために設立された、国際的な機関を示しています。
設立から70年以上が経過しており、歴史ある組織ということが分かりましたね!
普段目にする言葉も、こうして正式名称を調べていくと、より理解が深まったのではないでしょうか。