世の中にはよく見るけど、名前は知らないものもありますよね。
今回は朝食の代表と言ってもいいパン!
食パンの袋についている、パンとめるやつの正式名称について解説します。
食パンの袋のあの留めるやつ、実は日本全国で一箇所しか作られていないのです。
パンとめるやつの正式名称は?
食パンとめるやつの正式名称は「クイックロック・バッククロージャー」と言います。
他にはクロージャーやクイックロックと言う呼び方もあります。
先述した通り、日本では一箇所でしか製造をしておりません。
埼玉県川口にある「クイック・ロック・ジャパン」がその唯一の会社となっています。
なんと年間30億個以上も売れているそうです。
パンとめるやつの正式名称の由来は?
バッククロージャーの正式名称の由来は、次の通りです。
- Bag ⇒ 袋
- closure ⇒ 閉じるもの
そのまま単語を英語にした言葉ですね。
パンとめるやつの正式名称の歴史は?
ぱんとめるやつの正式名称「バッククロージャー」の歴史ですが、始まりは1952年のアメリカで生まれています。
当時包装機械事業を営んでいたフロイド・パクストンが、顧客であったリンゴ農家からりんごを袋詰したとき、簡単に閉じる方法はないかと依頼を受けて開発されたものだそうです。
その後パクストンはクイックロックコーポレーションという会社を立ち上げています。
特許もアメリカで取得されているので傘下の会社でしか製造が不可能となっています。
そしてリンゴ農家から広まり、製パン業でも袋詰の際に使用されるようになりました。
アメリカでは「bread clip」と呼ばれているので、やはり今ではパンの袋を止めているのがメインとなっていますね。
日本では1980年代から普及し、1983年にはクイック・ロック・ジャパンの設立があり日本での製造ができるようになりました。
パンとめるやつの正式名称を決めたのはだれ?
バッククロージャーの正式名称を決めたのは、クイックロックコーポレーションでしょう。
シンプルでわかりやすい名称ですよね。
ちなみに、アメリカでは「bread clip」と呼ばれています。
調べた限りアメリカでは、バッククロージャーと言っても伝わらないそうですよ。
パンとめるやつの正式名称まとめ
パンとめるやつの正式名称は「バッククロージャー」です。アメリカだと「bread clip」です。
日本で製造している会社は1社しかありません。
初めはりんごの袋を留めるためのものだったなんて驚きですよね!
知らない言葉を知ると日常で使いたくなりますよね。
ぜひ日常で使ってみてくださいね。