日常生活やお仕事、学校生活などボールペンは欠かせない存在です。
最近では、書き間違えてもこすって消えるタイプや、スムーズな書き心地のゲルインキタイプなど多種多様なボールペンが販売されています。
自分好みのボールペンを見つけるのも楽しみの1つですよね。
そんなボールペンですが、実は正式名称があるのをご存じでしょうか。
今回はボールペンの正式名称や由来について解説していきたいと思います。
ボールペンの正式名称は?
ボールペンの正式名称は「ボールポイントペン」といいます。
ボールペンは1943年にハンガリーで世界で初めて開発され、ペン先に丸いボールがついていることからその名がついたといわれています。
その2年後の1945年に日本に来た米国兵によって紹介されたこで、日本でも普及しました。
ボールペンの正式名称の由来は?
ボールペンの正式名称である「ボールポイントペン」の由来は、ボールペンの仕組みからきています。
ボールペンで文字が書ける仕組み
ボールペンのペン先には、小さなボール(球)が入っており、
このボールが紙にこすれて回転することにより、内部のインクを紙に転写し文字が書けます。
ですので、ボールポイントペンの名称の由来は、
ボール:ペン先のボール(球)のこと
ポイント:先端、という意味
からきています。つまり、先端にボールのあるペンのことなんです。
普段何気なく使用しているボールペンですが、あの先端のボールは、数百ミクロン~1㎜程度と非常に小さなサイズなんです。
インクを漏らさず、かつ、滑らかな書き心地を実現するために、様々な技術を駆使して精度の高い球(ボール)が作られているんです。
ボールペンの英語の正式名称は?和製英語?
ボールペンは英語で「Ballpoint pen(ボールポイントペン)」といい、ボールペンは和製英語になります。
単純に「pen(ペン)」でも通じることもあるようです。
イギリスやオーストラリアなどでは ”ballpoint pen” 以外に ”biro(バイロー)” と呼ぶこともあります。
じつは、このbiroという名称、世界で初めてボールペンの開発した方の名前なんですが、そのままボールペンの名前として商標登録され、ボールペンを意味する英語として使われるようになったそうです。
ボールペンの正式名称まとめ
今回はボールペンの正式名称、由来について解説いたしました。
ボールペンという呼び方があたりまえすぎて、正式名称があったなんて驚きですよね。
さまざまな種類のボールペンが販売されていますので、ボールペンの歴史や技術に思いをはせながら、自分に合ったボールペンをぜひ探してみてはいかがでしょうか!