日本の正式名称は?大日本帝国とは違う?

この記事をご覧のかたは日本にお住まいの方が多いと思います。

そんな日本ですが、実は正式名称があるのをご存じでしょうか

日本という呼び方が浸透しているので、「えぇ?!」と思われる方も多いかと思います。

今回は、日本の正式名称や由来、海外からの呼び方を解説していきたいと思います。

目次

日本の正式名称は?

日本の正式名称は「日本国」で、読み方は「にほんこく」「にっぽんこく」と読みます。

「日本国」という名称は、パスポートの表紙に書かれた「日本国旅券」や「日本国憲法」、「日本国大使館」などで使われていますよね!

ただし、意外なことに、憲法や法律で「日本国」が正式な国号であることを定めている法令はないようです。

あくまで「日本国」という名称は慣習なんです。

国名がきっちりと定められた法律が無い、というのも驚きですね!

日本の正式名称の由来は?

そもそも「日本」という呼び方はどこからきているのでしょうか。

日本」という名前の由来は、なんと聖徳太子で有名な飛鳥時代7世紀初期までさかのぼります。

小野妹子により日本から中国へ送られた書簡に、「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す」と記載されてました。

日出ずる処(ひいずるところ):中国から見て太陽が昇る方角である日本
日没する処(ひぼっするところ):日本から見て太陽が沈む方角である中国

を指します。

「日出ずる処」から「日が出てくるもと(本)にある国」、さらに「日の本(ひのもと)」となり、
「日本」になった説が有力とされています。

日本の正式名称は大日本帝国だったこともある

また、江戸時代の末期には「大日本帝国」という呼び方が使用され始めました。

はじめて使用されたのは、日本史で有名な黒船でやってきたペリーと結んだ日英和親条約だとか。

その後、1889年(明治22年)に「大日本帝国憲法」が公布されましたが、現在の「日本国」と同様に、「大日本帝国」を国号として制定したものではないようです。

また、「大日本帝国憲法」は終戦後の1947年に「日本国憲法」へと全面改正されました。

ちなみに、全面改正時に政府内で「日本国」と「日本国憲法」の読み方について議論されたそうですが、憲法担当大臣は、「決まっていない」と答えたようです。

日本の正式名称は海外ではニッポン?

英語での日本の正式名称は、「Japan(ジャパン)」です。

では、なぜ日本が「ジャパン」と呼ばれるようなったのでしょうか。

さまざまな説がありますが、1つ紹介しますと中国語の「日本」という単語の発音が由来という説です。

中国語で「日本」は「リーベン」と発音しますが、それがなまり「ジーペン」となり「ジャパン」に変化したという説です。

そのほかにも漢音での「日本」の読み方である「ジッポン」がなまった説などもあります。

日本の正式名称まとめ

今回は、わたしたちにとってなじみ深い「日本」の名称や由来について解説いたしました。

長い歴史の中で「日本」という名称は様々な変遷を遂げてきました。

海外の方とコミニュケーションする際に、お互いの国の名称の歴史について、会話をしてみると盛り上がるかもしれません!

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