プチプチの正式名称は?読み方は?緩衝材とは違う?

最近では、ネットフリマの普及により個人でも商品を梱包し発送する機会が増えているのではないでしょうか。

商品を梱包する際に欠かせないのが「プチプチ」

また、梱包するだけでなく、プチプチをつぶすことによりストレス解消にも(笑)

そんなプチプチですが、購入する際に正式な名称が気になったことはないでしょうか。

今回は「プチプチ」の正式名称について解説していきます。

目次

プチプチの正式名称は何?

プチプチの正式名称は「気泡緩衝材」です。

「プチプチ」は、川上産業株式会社によって1994年に商標登録されており、
川上産業株式会社のみが使用できる名称です。

プチプチの可愛らしいネーミングからは想像がつかない物々しい名前ですよね(笑)

同社のプチプチは、
お菓子用などの身近な包装から、車や農業用も含め、なんと100種類以上ものプチプチがあるとのことです!

そのなかには、
日本酒の包装用として浮世絵のデザインが入ったもの「浮世絵ぷちぷち」や、
ハート形のプチプチ「はぁとぷち」など
デザイン性やかわいらしさを重視したプチプチもあります。

川上産業株式会社以外のメーカーとしては、

たとえば、以下のネーミングが商標登録しています。(もちろん下記以外もたくさんあるようです)。

「エアーキャップ」「ミナパック」:酒井化学工業株式会社
「キャプロン」:株式会社ジェイエスピー
「エアセルマット」:株式会社和泉

たくさんのメーカーさんがプチプチを製造・販売しており、さまざまなネーミングがあるんですね!

プチプチの正式名称は「緩衝材」ではない

「気泡緩衝材」はその名の通り、「気泡」つまり空気の入った「緩衝材」が由来になります。

あのプチプチとしたふくらんだ部分は、2枚のポリエチレン(プラスチックの一種)のフィルムの間に空気を封入することにより作られています。

「緩衝材」は、梱包用のプラスチックのシートや紙製のクッションなど梱包物の中身を保護する素材全般の名称です。

なので、プチプチを指すときは「気泡緩衝材」という正式名称になります!

ゴミ出しの際はプチプチの正式名称を探そう

プチプチはプラスチック(ポリエチレン)でできているため基本的にはリサイクルは可能のようですが、
自治体によって廃棄方法が異なるため、お住まいのルールに従って処分しましょう!

その際、「●●市 プチプチ」では検索で出てこないこともありますので
「●●市 気泡緩衝材」などで検索してみてください

たとえば、横浜市の場合、「プラスチック製気泡緩衝材」で登録されており
「プラスチック製容器包装」としての廃棄となるようです。

プチプチの正式名称は気泡緩衝材

プチプチの正式名称「気泡緩衝材」といい、
気泡緩衝材は様々なメーカーさんにより製造されておりいろいろな名前が商標登録されているんです。

とはいえ、ネット通販で購入する際に、
「プチプチ」で検索しても川上産業株式会社以外の製品も表示されることから、
もはや「プチプチ」が一般名称として浸透しているといえるかもしれません

単に梱包するだけでなく、つぶしてもストレス解消に使用でき便利なアイテム。
ただ、ハート型のプチプチなんてとってもかわいいくて潰しにくいですよね(笑)

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