「ユニセフ」という名前を、耳にしたことがありますか。
世界中の子供たちの権利や生活の向上を目指して活動する組織のことですが、正式名称を知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ユニセフの正式名称と、英語での読み方について分かりやすく解説します。
最後まで読むと、ユニセフに関する知識が豊富になり、より理解を深められますよ!
ユニセフの正式名称は?
ユニセフの正式名称は「国際連合児童基金」です。
この「国際連合児童基金」は、日本におけるユニセフの正式名称として認識されています。
この組織は、子供たちの健康、教育、平等などの権利の向上を目指して、世界中でさまざまな活動を行っています。
それぞれ言葉を分解すると、次のようになります。
- 国際連合 ⇒ ユニセフが国際連合の一部であることを表しています。
- 児童 ⇒ ユニセフが中心として取り組んでいる子供たちのための活動を表しています。
- 基金 ⇒ 資金やリソースを集めて、必要な地域に向けて分配・活用している役割を示しています。
ユニセフの正式名称を英語で言うと?読み方は?
ユニセフの正式名称を英語で表現すると「United Nations Children’s Fund」となります。
この英語名称から略して「UNICEF」となっており、この略称が広く使われています。
読み方としては「ユニセフ」と日本語で発音されるのが一般的ですが、英語の発音に近いものは「ユーニセフ」となります。
ユニセフの正式名称の歴史は?
ユニセフの正式名称が決められたのは、第二次世界大戦が終わった後のことです。
戦争によって住むところを失った子供たちを助けるために、1946年12月11日、国際連合の第1回総会で創設されました。
当時の名称は「国際連合国際児童緊急基金(United Nations International Children’s Emergency Fund)」といい、英語の頭文字をとって「UNICEF」(ユニセフ)とよばれるようになりました。
その後、1953年に「国際」と「緊急」が削られ、現在の正式名称である「国際連合児童基金(United Nations Children’s Fund)」になりました。
正式名称が変わっても、当初から呼び親しまれていた「UNICEF」(ユニセフ)はそのまま残る形となりました。
ユニセフの正式名称まとめ
ユニセフ、正式には「国際連合児童基金」は、世界中の子供たちのためにさまざまな活動を展開している国際組織です。
英語の正式名称「United Nations International Children’s Emergency Fund」から「UNICEF」という略称が生まれ、その名前で多くの人々に知られています。
この記事を通じて、ユニセフに関する理解を深めることができたのではないでしょうか。
これからユニセフに関するニュースや話題に触れる際、背景知識を持って接することができるはずです。