ホチキス、皆さんは普段使っているでしょうか。
文房具の一つで、紙を留めるのに非常に便利な道具ですよね。
でも、「ホチキス」って、本当に正式名称なのか気になりませんか。
今回の記事では、ホチキスの正式名称、その英語名、名前の由来や歴史について解説します。
ホチキスの正式名称は?
ホチキスの正式名称は、実は特にありません。
日本で一般的に使われている「ホチキス」という名前は、アメリカのホチキス社(E. H. Hotchkiss Company)から来ています。
日本では、この社の製品が初めて導入された際に、社名を商品名として使うことが一般的だったため、「ホチキス」という名前が広まりました。
ホチキスの正式名称を英語で言うと?
英語では、「ホチキス」は「stapler」と言います。
また、「staples」はホチキスの針、つまりステープルを意味します。
日本で「ホチキス」と呼ばれているものは、英語圏では一般的に「stapler」として知られています。
ホチキスの正式名称の歴史
ホチキスの正式名称の歴史は、19世紀のアメリカにさかのぼります。
1868年にエズラ・ホチキスがホチキス社を設立し、その後数多くのステープラーを製造しました。
日本では、明治時代にホチキス社の製品が導入され、その名が商品名として広まりました。
当初は「ホチキス」という名前は、ホチキス社の製品に限定されていましたが、後に他社の製品にも広がり、現在では一般名詞として使われています。
ホチキスとホッチキスはどちらが正式名称?
ホチキスをホッチキスと呼ぶ人もいるため、どちらが正式名称か迷ってしまいますよね。
しかし、先述したとおり、ホチキスは一般的に呼ばれている名称であって、正式名称ではありません。
そのため、ホチキスとホッチキスは、両方とも間違いではありません。
一般的に知れ渡っている名称であればよいため、ホッチキスでも正しいのです。
ホチキスの正式名称まとめ
ホチキスは、日本で一般的に使われる名称で、その名前の由来は、アメリカのホチキス社とその創業者エズラ・ホチキスにさかのぼります。
そのため、実はホチキスの正式名称は「存在しない」のが答えになります。
英語では、「stapler」という言葉が一般的です。
ホチキス社が製造したステープラーは、明治時代に日本に導入され、その名前が商品名として広まり、現在では一般名詞として使われています。
普段見慣れているホチキスですが、正式名称や歴史を知っていくと、意外な背景があることがあって面白いですよね!