重いものなどを持った際に突然腰が痛くなり、動けなくなってしまうぎっくり腰。
なった経験のある方は多いと思いますが、ぎっくり腰の正式名称をすぐに言える方は少ないのではないでしょうか。
この記事ではぎっくり腰の正式名称や歴史を紹介します。
ぎっくり腰の正式名称は?
ぎっくり腰の正式名称は「急性腰痛(症)」と呼ばれています。
言葉の通り急激に発症した腰痛のことを指し、身体を動かそうとすると強い痛みを生じます。
「急性腰痛(症)」は重いものを持ち上げた時やくしゃみをした時、下に落ちたものを拾おうとした時など、些細な動作がきっかけで起きることがあります。
しかし、はっきりとした原因は現在も解明されておらず、身体の中でどのようなことが起きているのか分かっていないと言われています。
このようにぎっくり腰は「急性腰痛(症)」と呼ばれており、はっきりとした原因は今だに解明されていませんが、急激な腰の痛みから始まり、身体を動かそうとすると強い痛みが生じます。
ぎっくり腰の正式名称は海外で何て言う?
海外ではぎっくり腰の正式名称を「魔女の一撃(which’s shot)」と呼ばれています。
イタリアやドイツではぎっくり腰が魔女の仕業によるものだと信じられていたことが名前の由来であり、中世時代から使われて来た表現であると言われています。
そこから英語圏にも伝わり「魔女の一撃(which’s shot)」と呼ぶようになりました。
このように海外では「魔女の一撃(which’s shot)」と呼ばれており、もし海外でぎっくり腰になった際は「which’s shot」と現地の人に伝えましょう。
ぎっくり腰の名称の由来
ぎっくり腰の語源は「びっくり腰」と言われています。
急激な腰の痛みを発症し、身体を動かそうとすると強い痛みを生じることから「びっくり腰」と呼ばれるようになり、その後「ぎっくり腰」に変わって行ったと言われています。
ぎっくり腰の名称を決めたのはだれ?
ぎっくり腰と名称を決めたのは誰か詳細は不明です。
詳細は不明ですが、突然の腰痛から始まり、身体を動かそうとすると強い痛みが生じて動けない状態に「びっくりした」という思いから、まだ名称が付けられていない頃の人々が名付けたのではないでしょうか。
ぎっくり腰の正式名称まとめ
重いものを持った際に突然腰が痛くなり、動くことができなくなってしまう「ぎっくり腰」の正式名称は「急性腰痛(症)」と呼ばれています。
また海外では魔女の仕業だと信じられていたことから「魔女の一撃(which’s shot)」と呼ばれており、海外でぎっくり腰になった際は現地の人に「which’s shot」と伝えましょう。
ぎっくり腰にならないように重いものを持つ際や急激な腰の動きに注意しながら過ごしましょう。