ドイツの正式名称は？読み方は？

2023年8月31日

ドイツはヨーロッパの中央に位置し、その歴史や文化、科学技術の進歩など、様々な分野で世界に影響を与えてきた国です。

しかし、ドイツの正式名称や、その読み方、名称の由来や歴史について、詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。

この記事では、ドイツの正式名称や由来について、分かりやすく解説します。

ドイツの正式名称は？

ドイツの正式名称は、「Bundesrepublik Deutschland（ブンデスレプブリークドイチュラント）」です。

これはドイツ語で、「連邦共和国ドイツ」を意味しています。

ちなみに、そもそもなぜ「ドイツ」と呼ぶようになったかというと、起源はオランダ語の「Duits」だといわれています。

ドイツの正式名称を英語で言うと？

ドイツの正式名称を英語で表記すると、「Federal Republic of Germany」となります。

これは、「連邦共和国ドイツ」を英訳したものです。

ドイツ語の正式名称の方はあまり馴染みがないかもしれませんが、英語の「Germany」は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

略して「GER」と表記されることもあり、スポーツ選手の所属国の欄でよく見かけますよね。

ドイツの正式名称の由来

ドイツの正式名称、「Bundesrepublik Deutschland」は、第二次世界大戦後、ドイツが分断された際、西ドイツが連邦制を取り入れ、連邦共和国として成立したことに由来します。

1949年、アメリカ、イギリス、フランスが占領していた西ドイツ地域で、連邦共和国である「Bundesrepublik Deutschland」が成立しました。

その名称が、そのまま現在の正式名称となっています。

ドイツの正式名称の歴史

ドイツの正式名称は、その歴史的な経緯により、何度も変遷してきました。

ナチスドイツ時代の1933年から1945年までは、「Deutsches Reich（ドイチェスライヒ）」、つまり、「ドイツ帝国」という名前でした。

第二次世界大戦後、ドイツが分断され、西ドイツでは「Bundesrepublik Deutschland」、東ドイツでは「Deutsche Demokratische Republik（ドイチェデモクラーティッシェレプブリーク）」、つまり、「ドイツ民主共和国」という名前が使われました。

1990年、ドイツ再統一後、東ドイツが西ドイツの「Bundesrepublik Deutschland」となり、この名前が現在のドイツの正式名称となりました。