ブラジルという国名を知っている人はほとんどだと思いますが、ブラジルの正式名称や由来は知っていますか?
ブラジルの正式名称は「ブラジル連邦共和国」であり、パウ・ブラジルという樹木から名付けられたのが由来です。
本記事では、ブラジルの正式名称と、国名の由来や歴史を紹介します。
ブラジルの正式名称は?
ブラジルの正式名称は「ブラジル連邦共和国」です。
漢字表記だと「伯剌西爾」や「伯国」となり、伯と略されます。
連邦共和国とは、連邦と共和制によって構成されている国家です。
連邦は、2つ以上の国(州)が1つの主権の元に形成している仕組みになります。
共和制は、国の代表である国家元首を国民の選挙で選ぶ体制です。
ブラジルの正式名称を英語で言うと?
ブラジルの正式名称である、ブラジル連邦共和国を英語で言うと「Federative Republic of Brazil」になります。
Federativeは連邦であり、Republicは共和国を意味します。
ブラジルの正式名称の由来
ブラジルの正式名称の由来は、ブラジルの地にあるパウ・ブラジルという樹木から名付けたのが由来です。
ポルトガル人のペドロ・アルヴァレス・カブラル率いる艦隊がブラジルの地に漂着したのが始まりです。
赤い染料が取れる樹木を持ち帰り、ポルトガル語で「炎のように赤い木」という意味のパウ・ブラジルと名付けました。
ポルトガル人によってブラジルは名付けられました。
ブラジルの正式名称の歴史
1500年に、ポルトガル人のペドロ・アルヴァレス・カブラル率いる艦隊がブラジルの地に漂着しました。
最初は「ヴェラ・クルス島」と名付けられましたが、後に「サンタ・クルスの地」と改名されました。
キリスト教的な名前が不評であり、パウ・ブラジルという、赤い染料が取れる樹木を元に、ブラジルと呼ばれるようになりました。
ブラジル独立戦争が起こり、ポルトガルの植民地だったブラジルが「ブラジル帝国」として独立します。
1822年9月7日に独立宣言をしたので、9月7日は独立記念日になっています。
「ブラジル合衆国」を国名としました。
現在の「ブラジル連邦共和国」が成立しました。
ブラジルの正式名称まとめ
ブラジルの正式名称は「ブラジル連邦共和国」であり、英語表記は「Federative Republic of Brazil」になります。
ブラジルの由来は、パウ・ブラジルという樹木から名付けられました。
「ブラジル帝国」「ブラジル合衆国」と変化し、1967年に現在の「ブラジル連邦共和国」が成立しました。
ブラジルは、いくつもの国が集まっていてできた国なんて、驚きですよね!