お掃除するときに大活躍の「コロコロ」、みなさんのご家庭にも1つはあるのではないでしょうか。
カーペットにお菓子をこぼしたときなど軽くお掃除をしたいときに、いちいち掃除機をだすのもめんどくさい!
そんなとき、コロコロするだけでホコリや食べカスなどのゴミを取り除いてくれるとっても便利なアイテムですよね。
静かで収納場所も取らずに快適にお掃除ができる、
そんな便利な「コロコロ」の正式名称について解説していきたいと思います!
コロコロの正式名称は?
コロコロの正式名称は「粘着カーペットクリーナー」です。
これは、1983年に株式会社ニトムズによって初めて発売された当時の名称になります。
コロコロ誕生物語によれば、
ニトムズの女性社員がクラフトテープ(紙製のガムテープ)で洋服のほこりを取っているのをみた開発チームが
「粘着テープはホコリをとる画期的な掃除道具になる!」
と思いついたところから開発が始まったようです。
株式会社ニトムズは工業用テープなど様々な素材を開発・販売する日東電工株式会社の子会社なんです。
なので、さまざまなテープの開発で得られた技術・経験を活用することにより、
カーペットは傷めずゴミだけを取ることができるちょうどよい粘着力のコロコロが開発できたんですね!
そんな「粘着カーペットクリーナー」ですが、発売から2年後の1985年に「コロコロ」に名称が変わりました。
コロコロの正式名称の由来は?
なぜわずか2年で「コロコロ」という名称に変わったのでしょうか?
1983年に発売開始し、その便利さから大ヒットとなり、たくさんのお客さんが
買い求めにやってきました。
その際に
「コロコロする掃除道具を!」
と求めに来るため、
親しみやすい「コロコロ」に商品名を変更したそうです。
たしかに正式名称の「粘着カーペットクリーナー」よりは、「コロコロ」のほうが口に出しやすく記憶に残りやすいですよね!
正式名称「コロコロ」は商標登録もされている!
商品名を「コロコロ」に変更した2年後の1987年に「コロコロ」が株式会社ニトムズによって商標登録されました。
現在ではニトムズ以外のメーカーも類似の商品を販売し、100均やホームセンターでも見かけるようになりましたが
「コロコロ」という名称を使えるのは株式会社ニトムズだけになります。
現在ではデザイン性なども工夫され、多種多様のコロコロが販売されております。
たとえば、ニトムズからは従来の粘着性だけではなく静電気も利用したコロコロが販売されていたりします。
色々進化していてすごいですよね!
コロコロの正式名称まとめ
今回は、コロコロの正式名称が「粘着カーペットクリーナー」であり、株式会社ニトムズによって商標登録されていることについて解説させていただきました。
最近ではたくさんの種類のコロコロが出ているため、自分にとって使いやすいコロコロを探してみるのも楽しそうですね!